中国人民解放軍戦区成立大会が1日、北京で盛大に開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が東部戦区、南部戦区、西部戦区、北部戦区、中部戦区に軍旗を授与するとともに訓令を発し「五大戦区を設置し、戦区合同作戦指揮機関を設置することは、党中央と中央軍事委員会が中国の夢、軍事力強化の夢に着眼して行った戦略的決定であり、改革による軍事力強化戦略を全面的に実施する象徴的な措置であり、中国軍の合同作戦体系を構築する歴史的進展であり、中国軍が戦争に打ち勝つことができ、国の安全を効果的に守ることを確保するうえで重大かつ計り知れない意義を持つ」と表明した。人民日報が伝えた。
習総書記は軍旗授与後「戦区は安全保障上の脅威に対処し、平和を維持し、戦争を抑止し、戦争に打ち勝つ使命を担っており、国の安全保障戦略と軍事戦略の全局に対して重大な役割を担っている。各戦区はいささかも揺るがずに党の指揮に従い、党の絶対的指導を堅持する必要がある。国の安全保障情勢を注視し、戦略的視野を広げる必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月2日