第66回ベルリン国際映画祭の授賞式が現地時間20日夜に開かれ、地中海の島を舞台に難民問題を扱ったイタリアのジャンフランコ・ロージ監督のドキュメンタリー映画「火の海」がコンペティション部門最高賞「金熊賞」に選ばれた。また、台湾地区のベテランカメラマン李屏賓(リー・ピンビン)が映画「長江図(英語名:Crosscurrent)」の美しい画面で銀熊賞の一部である芸術貢献賞(撮影)を受賞した。人民日報が報じた。
楊超(ヤン・チャオ)監督がメガホンを握ったファンタジー・ラブストーリー「長江図」は、コンペティション部門にノミネートされた唯一の中国語映画。李屏賓は、長江の中国画のような景色を表現するために、デジタル撮影技術は使わずに、従来のフィルムを使用。長江の沿岸で2カ月以上にわたる撮影を行った。
「人民網日本語版」2016年2月22日