国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局映画局の発表によれば、2015年の全国映画興行成績は440億6900万元(1元は18.3円)となり、そのうち、中国映画が271億3600万元で、全体の61.58%を占めた。北京青年報が伝えた。
2015年1年間で中国で製作された映画は686作品、アニメは51作品。興行成績が1億元を超えた映画は81作品で、そのうち47作品が中国映画だった。2015年は新たにスクリーン数が8035スクリーン増加し、平均して毎日22スクリーン増加したことになる。これで全国のスクリーン総数はすでに3万1626スクリーンにまで増加している。1年を通じて映画館を訪れた観客数は延べ12億6千万人に達し、2014年に比べ51.08%の増加となっている。
一方で、別のサイトによる映画興行データの統計では、2015年に上映された新しい作品が357作品で、そのうち中国映画は300作品前後。つまり製作された686作品のうち、半分しか上映されなかったことになる。さらにその300作品の中国映画の中で、興行成績上位20位の作品が、興行成績全体の50%を占めており、興行成績の差が非常に大きいことがわかる。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年1月6日