李天然・駐福岡中国総領事は16日夜、熊本県庁で蒲島郁夫知事と会見し、被災地での中国国民への救援活動に対し感謝の意を表明した。李総領事はまた、熊本市内で避難生活を送る中国人留学生を見舞った。新華社が伝えた。
李総領事は蒲島知事に対し、熊本県内の旅館に孤立状態となっていた中国人ツアー客20人を自衛隊のヘリコプターが救出したことに触れ、熊本県の中国国民への救出活動と支援に対し改めて感謝の意を伝え、双方への緊急連絡ホットラインが常時有効であることを再確認した。
在福岡中国総領事館は大型バスを3台熊本大学付近に派遣し、救援指揮センターを設置、周辺地域の中国国民、とりわけ留学生に対し支援を提供した。このバスは臨時避難所としても利用することができるという。
李総領事は16日夜、熊本市内で避難生活を送る中国人留学生を見舞った。桜山中学校の体育館内で李総領事は、領事館は留学生の状況に終始関心を寄せており、すぐに安全な場所に留学生を移動させると強調し、冷静に、互い助け合ってこの難関を乗り越えるようと声をかけた。(編集MI)
「人民網日本語版」2016年4月18日