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日本の料理人柿沢一氏さんが上海で学生と交流

人民網日本語版 2016年04月18日14:02

日本の料理人・柿沢一氏が14日、上海で開催されたイベント「美食の世界の真の意味を探求する—未来の料理人へ」に参加し、上海市甘霖初級職業技術学校で料理を専攻している学生に対して、「各学生の方が今後どの道を歩むのか、中華料理の道なのか、フランス料理の道なのか、私は知らないが、皆さんの手で、世界の美食がもっと広く伝えられる日が来ることを願っている」とエールを送った。杭州網が報じた。

同イベントは、上海市人民対外協会と調味料大手・キッコーマンが共同で開催した。柿沢氏は、和風だしや手まり寿司の作り方、日本料理の基本的な知識のほか、自身の経験を基に、将来の料理人に、他の人のために料理を作ることの意義や価値、そのおもしろさなどを語り、中日両国の交流の懸け橋となった。

2016年、上海市人民対外友好協会は創立60周年を迎えたのを機に、「国の交わりは民の相親しむに在り」という理念を基に、食文化の国際交流を一層促進し、中日民間友好交流を強化している。今回、キッコーマンと協力し、柿沢氏を特別ゲストとして上海に招き、将来の料理人を前に経験を語ってもらった。同イベントを通して、学生らに自信や向上心を抱いてもらうのも狙いだ。

キッコーマンと同協会の友好提携は、同社が10年に上海国際博覧会に出展した時にまで遡ることができる。キッコーマンは食文化の国際交流をテーマに、上海の大学生らを日本に招くなど、さまざまな活動を通して中日の民間友好交流の促進に励んでいる。博覧会終了後、キッコーマンは上海大学にキッコーマン「紫MURASAKI」基金を設立し、今年で6年目を迎えた。

キッコーマン海外事業部管理第2グループの深澤晴彦グループ長は、「同イベントは、上海市人民対外友好協会創立60周年を記念して開催された。今後も同協会と提携して、食文化の国際交流という理念の下、中国の多くの消費者にさらに良い商品と健康の理念を提供したい」と語った。 (編集KN)

「人民網日本語版」2016年4月18日 

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