2016年4月15日  
 

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浜田議員「世界観光発展大会は各国に重要な交流プラットホーム」

人民網日本語版 2016年04月15日10:33

5月18日に北京で開幕予定の第1回世界観光発展大会をひかえ、観光関連の話題が注目を集め始めている。中日両国は互いに重要な観光客源国ということもあり、中国観光業の発展と中日観光交流に関する見解についてこのほど日本の参議院議員である浜田和幸氏を取材した。人民網が伝えた。

浜田議員は取材の中で、まもなく開幕を迎える第1回世界観光発展大会への祝辞を述べたほか、観光業の発展は観光資源の開発や観光経済を発展させるだけというような簡単なものではなく、世界平和と密接に関係する交流事業であると語った。また、各国はこの大会を利用し、観光交流の視点から世界が共に直面する各種の問題を検討できるとの見方を示した。

経済発展とともに中国観光業は大きな発展を遂げる

浜田議員は大学時代に中国語を学んだ経験があり、政界に身を投じてからもしばしば中日交流活動に参加し、中国に対して理解が深い。現在までに中国を訪れた回数はすでに40回以上におよび、北京、上海、武漢、天津など各地を訪問している。浜田議員は中国各地の観光地の中で一番印象深いのが万里の長城だと語り、どの季節に長城を訪れても、毎回、古代の人々の防御工事の壮大さに想いを馳せ、人々の際限ないパワーと知恵を感じるのだという。

浜田議員は「長城は最も中国の悠久の歴史と文化を体現している観光地であり、世界においても重要な遺産だ。長城は風化の脅威にさらされてはいるものの、それでも今日まで世界遺産として保存されていることをうれしく思っている」とし、中国が長城の保護の面で多大な努力を払っていることに敬意を示した。

浜田議員はまた「中国は多民族国家として様々な文化と伝統をもち、自然の風景も美しく、観光資源が非常に豊富だ。また中国経済と科学技術の発展はスピーディで、世界でもトップクラスの規模の高速道路と鉄道網を建設し、観光におけるインフラ建設も大きな発展を遂げている。50年前に初めて中国を訪れた時の様子を思い出すと、そのころの中国は自動車もほとんど見られず、バイクでさえも非常に少なかった。そしてほとんどの人が自転車に乗っていた。しかしこの50年間で中国は劇的な変化を遂げ、その経済発展のスピードは人々を驚かせるほどだ」と語った。

同時に浜田議員は中国は広大で、地域によって発展レベルに差があるので、一部の地域のホテルやレストラン、トイレといった観光設備は改善が必要だと指摘。また一部の観光地の案内は国際化が十分でないため、「言葉の上でのサービス」を今一歩進める必要があるとした。「同じく漢字の国である日本人観光客はまだ何とかなるが、その他の国の観光客にとって、一部の標識などはまだまだわかりにくい」としている。彼は理解が容易なマークなどを使った標識やきちんとした英語の説明をつけるべきだと提案した。


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