8千光年の彼方にあるこぎつね座で巨大な恒星が誕生しようとしている。赤外線天文衛星「ハーシェル」がとらえたこの画像では、星雲にまるで大風が巻き起こり、宇宙に巨大な大海原が出現したような壮大な風景が広がっている。
この赤外線画像はこぎつね座のOB1と呼ばれるエリアで、この中の一部の恒星でOB星と呼ばれる銀河系は最大規模を誇り、その質量は太陽の数十倍に相当する。天文学の概念からすると、この種の恒星は急速に自身のエネルギーを消耗してしまうため、その寿命はとても短く、約200万年ほどだという。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年6月6日