北京、天津、河北、河南、山西、山東の6省・市が、深い「煙霧」に覆い尽された。12月16日から21日にかけての5日間、面積150万平方キロメートルにおよぶ広大なエリアで、「あたり一面煙霧」状態が続く。
北京ではここ数日、大気汚染が原因の煙霧に覆われている。煙霧との持久戦を前に、北京はすでに最も深刻なレベルの大気汚染赤色警報を発令している。北京市環境保護局によると、「赤色警報」を発動すると、北京現地の汚染物質の排出を約30%抑制でき、現地で発生する微小粒子状物質・PM2.5も20%以上抑制できるという。
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【空气重污染红色预警】大気汚染赤色警報
【污染物排放】汚染物質の排出
今回の大気の重度汚染に対応するため、環境保護部は14日夜、北京、天津、河北など6省・市に事前に文書を出し、各地がすぐに大気汚染警報を発令し、地域連動による重度汚染天気への共同対策を実施するよう注意を促した。また、北京と天津は15日、連動した法律執行をいっそう強化するため、排出基準超過車両を対象とした初めての両都市共同法律執行試行を、予定を繰り上げて発動させた。
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【区域联动】地域連動
【联动执法】連動した法律執行
【超标排放】排出基準超過
「人民網日本語版」2016年12月20日
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