「中国天文年暦」によると、21日午後6時44分、旧暦二十四節気の中でもとりわけ重要な節気である「冬至」を迎える。新華網が報じた。
民俗学専門家によると、冬至は中国で重要な歳時の日であり、民間には古くから「冬至大如年(冬至は正月に匹敵)」と言い伝えられている。その風習が3千年近く受け継がれている冬至は、中華民族にとって何物にも替えがたい貴重な無形文化遺産である。
天津市天文学会の趙之■(■は王へんに行)理事は、冬至について、次の通り説明した。
「冬至は、中国二十四節気の中で最も早く定められた節気だ。冬至には、太陽の光が南回帰線の真上から地球に降り注ぐ。冬至を過ぎると、太陽は次第に北に移動し、昼の時間が長くなり始める。天文学的に言うと、北半球では冬至の日から冬が始まる。冬至は、陰の気が極まる日であり、それ以降、陽の気が訪れ始める」。
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