習近平国家主席は1日、釣魚台迎賓館でロシアのメドベージェフ首相と会談した。新華社が伝えた。
習主席は「中露は首相定期会談制度の統合的調整の役割を十分に発揮し、エネルギー・装備製造・農業・宇宙分野の協力を強化し、引き続き双方協力における科学技術革新のウェイトを増し、ビッグデータ、IoT(モノのインターネット)、スマートシティなどデジタル経済分野を新たな協力の成長源にする必要がある。『一帯一路』建設とユーラシア経済連合の連携を仕上げ、臨海国際運輸回廊などの事業の実行推進に努力し、北極航路開発・利用協力を繰り広げ、『氷上のシルクロード』を築く必要がある。教育・観光・メディアなど中露の人的・文化的協力は繰り返し盛り上がりを見せ、『一帯一路』沿線の人的・文化的交流は大変好調だ。双方は引き続き大型国家年行事をしっかりと行い、地方交流・協力を推し進め、両国関係を支える民意の基礎を一層固める必要がある」と指摘した。
メドベージェフ首相は「第19回党大会は中国の将来の発展の雄大な青写真を描いた。ロシア側は新時代の中国の特色ある社会主義事業が成功を挙げ続けることを心から祈る。この過程において、露中包括的・戦略的協力パートナーシップは必ずやより包括的かつ深く発展すると信じる。習主席による今年7月の成功裏の訪露後、露中は経済、エネルギー、投資、イノベーション、人・文化、ユーラシア経済連合と『一帯一路』建設の連携などの分野で前向きな進展をさらに多く得た。ロシア側はさらに中国側と各分野の交流・協力を緊密化し、国際・地域問題で意思疎通と調整を強化することを望んでいる」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月2日
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