このほど、陝西省宝鶏市鳳県のある工事現場で、漢代のものと思われる銭を保管した穴蔵が偶然見つかり、東漢の五銖銭約200キロと少量の貸泉銭が出土した。考古学者たちがその後さらに調査と発掘を進めたところ、穴蔵付近で古墳を発見し、そこからは陶製の皿や銅製の帯飾り(一部)、西漢のスタイルを色濃く残す縄文紅陶の破片が出土した。五銖銭と貸泉銭が一緒に出土していることから、現段階では2千年以上昔の東漢初期の銭を保管した穴蔵ではないかと見られている。今回発掘された大量の文物は、東漢時代の鳳県の社会の発展や、商業貿易の往来、交通エリアとしての位置づけに関する研究を進める上で非常に高い価値を有している。西部網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年5月3日
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