見渡す限り砂漠という環境で、宇宙飛行士の王亜平氏は衛星電話を使い、「乗組員より報告。着陸完了、位置は次の通り……指示願います」と指揮センターに状況報告を行い、ほかの隊員と共に砂漠における訓練を展開した。これは中国宇宙飛行士センターがこのほどバダインジャラン砂漠で実施した砂漠サバイバル訓練で、中国が初めて着陸場付近の砂漠地帯で実施した宇宙飛行士サバイバル訓練でもある。19日間の訓練で、王氏と参加した宇宙飛行士はバダインジャラン砂漠と酒泉衛星発射センター有人宇宙事業任務発射場において、長距離救助連絡やサバイバル用施設の仮設、サバイバル・近距離救助連絡、砂漠行進、発射場待機中緊急撤退などの訓連を実施した。王氏は2013年に他の隊員と共に宇宙飛行に成功し、宇宙から授業を行い、中国初の「宇宙教師」になった。今後について、「もう一度宇宙に行き、宇宙飛行士として月に上陸することが、今も私の最大の願いだ」と話した。新華網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月29日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn