国際宇宙ステーション(ISS)で活動中の日本人宇宙飛行士の金井宣茂氏は先日、ネットに3週間の宇宙滞在期間中に身長が9センチ伸びたことを投稿した。しかし10日にはそれが誤りだったと訂正する内容を投稿し、謝罪した。金井宇宙飛行士の投稿に対し、ロシア国籍のベテラン飛行士アントン・シュカプレロフ氏が「伸びすぎじゃないか」と指摘。計測し直したところ、身長は182センチで、実際は2センチしか伸びていなかったという。
金井宇宙飛行士は、「大変な話題になってしまったみたいで、とんだフェイクニュースを大変失礼しました」と謝罪した。
金井宇宙飛行士は10日、ツイッターで「無重力環境でしばらく生活していると、背骨の骨の隙間が開いて、身長が伸びるといわれています。人によっては、腰や背中に痛みを感じることもあるそうです」と説明し、自身については「腰や背中は痛くないし、むしろ肩こりがなくなったくらいなので、やはり9センチは伸びてないと思います」と報告した。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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