中国の崔天凱駐米大使は4日、米紙ワシントンタイムズへの寄稿「中国の人権と民主の事実を尊重すべき」で、事実を並べ、道理を説く形で、米国の読者に向けて中国の人権事業における多大な成果を明らかにし、「民主と人権を欠く」との西側メディアの対中非難に力強く反撃した。
崔大使は「中国は人権改善の努力において消し去ることの許されない成果を挙げてきた。2018年に中国人の平均寿命はすでに77歳に達した。これは世界平均の72歳を上回る。過去40年間に中国では7億4000万人が貧困を脱却した。これは同時期の世界全体の貧困削減総数の70%以上を占め、世界銀行に『人類の歴史で最も速いスピードの大規模な貧困削減』と呼ばれた。中国は世界最大規模の教育、社会保険、医療、基層民主システムも整えた」と指摘。
「中国には民主がない」との謬論に対しては「民主は国家及び社会ガバナンスを通じて人々の幸せな生活の実現を探る手段だ。過去数十年間、中国は中国共産党の指導、主人としての人民の参加、法に基づく国家統治の有機的統一を堅持してきた。国民全体が法に基づき国家の各事項を管理し、国家の政治生活に効果的に参加し、腐敗対策は積極的効果を挙げ、権力運用は効果的な制約と監督を受け、国民の暮しはどんどん良くなってきた」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年6月6日