外交部、イェール大学学長声明に「両国民は人為的制限を望まず」

人民網日本語版 2019年05月28日15:02

外交部(外務省)の陸慷報道官は27日の定例記者会見で「人的往来と人的・文化的交流の継続は、各分野で中米交流・協力を促進するうえでの基礎であり、両国民共通の願いと一致する。人為的にこれを政治化したり妨害するべきではない」と述べた。

【記者】報道によると、このほどイェール大学のサロベイ学長は「留学生や外国出身の学者は歓迎され、尊重されている。オープンネスは米トップ大学が卓越した業績を上げるうえでの鍵であるし、常にイェール大学の特徴でなければならない」と強調する声明を発表した。米政府が「国家安全保障」を理由に中米間の人的・文化的交流に人為的に制限を設け、審査を強化している中、中国側はイェール大学のこの声明をどう見るか。

【陸報道官】実際には、同様の声明を発表したのはイェール大学だけには到底止まらない。昨年12月のアルゼンチンでの中米首脳会談で、トランプ大統領は習近平国家主席に「米国は中国人留学生を歓迎する」と明確に述べた。だが遺憾なことに、ここしばらくの間、米側の一部当局・機関は中米間の正常な人的・文化的交流を、何の根拠もなく、手段を選ばずに制限し、障害を設け、中米間の正常な人的往来と人的・文化的交流に深刻な妨害を加えている。率直に言って、これは両国民の願いに一致しないし、中米両国の学界さらには社会各界を広く憂慮させている。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年5月28日

  

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