いわゆる米国企業の中国からの撤退は、実務的措置ではなく、むしろ政治的スローガンに聞こえる。たとえ起きても、自ずと他者が空席を埋めるのであり、結局損するのはやはり米国だ。
中米経済の「切り離し」は中米経済貿易摩擦緩和の良策では全くなく、ましてや米国自身の問題解決の出口ではない。繰り返すが、中国経済との切り離しは自らをチャンスと切り離し、世界と切り離し、未来と切り離すことだ。米側が各界の意見を多く聴き、利害得失をしっかりと計算することを望む。決して感情で事を運んではならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月27日