国防部「中国軍香港駐留部隊は香港の長期繁栄・安定を断固守る」

人民網日本語版 2019年08月30日10:40

中国国防部(国防省)の任国強報道官は29日の定例記者会見で「過去22年間、中国人民解放軍香港駐留部隊は常に国家の主権と安全及び人々の利益、『一国二制度』、香港の長期的な繁栄と安定を断固として守ってきた」と述べた。中国新聞社が伝えた。

同日未明、中国人民解放軍香港駐留部隊は22回目の交替を実施した。

【記者】これは通常の交替か?これまでの交替と比べ、兵力の規模は増加したか?10月1日の国慶節までに香港情勢が依然として沈静化しなかった場合、中国人民解放軍香港駐留部隊は香港問題の処理に加わるか?

【任報道官】中国人民解放軍香港駐留部隊は29日未明から、香港に駐留してから第22回目となる交替行動を実施した。今回の交替は『中華人民共和国香港特別行政区駐留軍法』の「香港駐留軍人員交替実行制度」に関する規定に基づき、中央軍事委員会の承認を経て行う通常の年次行動だ。

今年の交替は通常の設定であり、時期的に例年とおおむね一致する、中央軍事委員会の命令と香港特別行政区の防衛の必要に基づき決めたものだ。次の段階で香港駐留部隊は年度計画に従い、正常な任務と軍事訓練を遂行し、法にのっとり香港防衛の職責を履行する。

香港駐留部隊は党中央と中央軍事委員会の指揮に断固として従い、駐留軍法により与えられた職責と使命をしっかりと履行し、香港の長期的な繁栄と安定及び平穏を守る決意と自信、そして能力があるということを強調しておく必要がある。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年8月30日

  

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