暴力で香港の未来を人質に取る行為を絶対に許さない 人民日報評論員 (2)

人民網日本語版 2019年08月31日15:46

今や、過激な暴力分子や反対派の企みは、誰でも知っている。人々は、彼らが最初言っていた「『逃亡犯条例』改正案への反対」は、口実に過ぎなかったことに気づいた。特区政府が改正作業を停止した後、彼らは「光復香港、時代革命」といった極端なスローガンを叫び、国の主権に重大な挑戦をしたからだ。総じていえば、彼らが暴力を絶えずエスカレートさせる目的は、特区政府と香港警察の力を麻痺させることであり、香港を無政府状態に陥れることであり、中央政府と香港の管轄権を争うことだ。

こうしたことをはっきりと見つめたなら、このような道理のない、過激な政治的脅迫に対して、一歩でも譲歩することができるだろうか。このような「一国二制度」に重大な挑戦をする違法行為に対して、少しでも妥協することができるだろうか。答えは当然に「NO」だ。もしも自分のことを利口だと思う人がいて、暴力を絶えずエスカレートさせれば、中央政府を原則の問題で譲歩させることができると考えたなら、それは身の程知らずというほかない。香港で特区政府が制御できない動乱が起きれば、中央政府は絶対に座視して放っておきはしない。「香港特別行政区基本法」の規定に基づき、中央政府には起こる可能性のあるさまざまな動乱を迅速に収めるだけの十分に多くの方法、十分に強大な力がある。

暴力と混乱を制止して初めて香港には未来がある。我々は法治を守り抜く香港警察と国を愛し香港を愛する人々に敬意を表する。みなさんが守り抜こうとしているのは香港の繁栄・安定の基礎であり、守ろうとしているのは国際金融・貿易・海上輸送センターとしての香港の地位であり、見守ろうとしているのは香港社会と外からやって来た投資家の共同利益だ。我々は全ての「反中・香港撹乱」勢力に対して、情勢の判断を誤り、自制を弱腰とみなしてはならないよう警告する。国の主権・安全・統一を守り抜き、香港の繁栄・安定を守ろうとする中央政府と全国国民の強い意志と固い決意を過小評価してはならない。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年8月31日

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