新中国成立70周年

千秋の偉業を築く初心 (4)

--新中国成立70周年を祝して(二)

人民網日本語版 2019年09月30日10:44

中国の特色ある社会主義の道は苦労して手に入れたものであり、確固不動として歩んでいかなければならない。中国が発展し、強大化していくのを望まぬ者や勢力が世界にはいる。改革開放が始まって以来、特にソ連崩壊後と東欧の激変(東欧革命)後、中国は駄目だと合唱する声が止んだことはなく、様々な「中国崩壊」論が途絶えたことはなかった。だが、中国は崩壊しなかっただけでなく、反対に総合的国力が日増しに高まり、人民の生活水準が高まり続けた。

中国の発展における問題を全て我々の制度のせいにする者達がいる。西側の制度・モデルを踏襲するだけで、中国は問題をたちまち解決できるというのが、彼らの見解だ。だが、世界の幾つかの途上国や地域が西側のモデルに従って「カラー革命」を行った結果もたらされたものが、経済的発展、政治的安定、社会的進歩ではなく、政局の混迷、社会的分裂、さらには安らかな日々のない国であることを人々は目の当たりにしてきた。こうした事実は中国の路線の正しさを裏づけると同時に、「閉鎖と硬直化という古い道を歩んではならず、旗印を変えるよからぬ道も歩んではならない」ということを反面的に深く人々に教えた。

思想という光芒は、民族が復興へと向かう道のりを明るく照らすとともに、世界に影響を与える力を生む。近年、『習近平、国政運営を語る』が多くの国でベストセラー入りしており、机上に置く外国の政界要人も少なくない。フランスのラファラン元首相は同書について「中国の重大な選択を明らかにし、中国の雄壮な志と発展の方向を示した」と語った。社会制度や発展段階の異なる国も、同書から自国の発展と世界の進歩に関わる啓発を得ることができる。これはまさに習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想の魅力だ。

第19回党大会は「長期にわたる努力を経て、中国の特色ある社会主義は新時代に入った。これは我が国の発展の新たな歴史的方位だ」と厳かに宣告した。

70年間を歩み、中国の発展はすでに新たな歴史的方位に入り、中華民族の偉大な復興はかつてなかった明るい展望を見せている。我々は勝利のためにおごり高ぶって決してならず、成果のために怠けては決してならず、困難のために尻込みしては決してならない。

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