開放拡大に中国の度量を見る

人民網日本語版 2019年09月04日14:58

「中国は集中的に発表した一連の開放拡大措置によって、たとえエスカレートし続ける中米貿易摩擦に直面してもなお対外開放プロセスの推進に力を入れるという決意をはっきりと示した」「中国政府は近隣諸国を含む多の国々に『中国はビジネスに対して開かれている』とのメッセージを発した」。最近中国が集中的に打ち出した開放拡大の新たな措置に、国際社会は幅広く注目している。中米経済貿易摩擦を背景に、中国はたゆまぬ開放拡大という確定性によって外部環境による不確定性に対応し、自由貿易の維持と開放型世界経済の構築に中国の知恵と構想を貢献している。(人民日報「鐘声」国際論評)

ここ1カ月近くで、中国の開放拡大の足音はさらに力強く高らかなものになっている。深センは「中国の特色ある社会主義先行モデル地区」の建設へと歩み始めた。山東省、江蘇省、広西チワン族自治区、河北省、雲南省、黒竜江省で新たな自由貿易実験地区が正式始動した。中央財経委員会第5回会議は開放と協力の中でさらにイノベーション力が強く、付加価値の高い産業チェーンを形成することを強調した。国務院は流通の発展を加速し商業消費を促進するという「コンビネーションブロー」を打ち出した。発展空間を拡大し、発展の潜在力を発揮させることで、さらに世界とチャンスを分かち合うという中国の決意がはっきりと示された。

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