新中国成立70周年

習近平国家主席の南アジア歴訪 意思疎通を強化し実務協力を深化 (2)

人民網日本語版 2019年10月10日13:50

隣国と親しくし、誠実さを重んじるのは中華民族の友好的伝統だ。中国は「親誠恵容」という周辺外交理念を打ち出し、一貫して近隣国と睦まじく付き合い、近隣国をパートナーとしている。中国とインドは共に古代からの文明国であり、長い文化交流の歴史がある。インドの映画や料理は中国で広く流行っており、インドの民衆も中国の電子製品や中国医薬を好んでいる。武漢会談以来、中印は2回のハイレベル人的・文化的交流制度会議を成功させ、豊富で多彩な交流行事を繰り広げ、中印文化交流は新たな盛り上がりを見せた。長い間、中国とネパールの国民はヒマラヤ山脈を越えて厚い友情を築いてきた。ネパールにとって中国は最大の投資国、第2の貿易相手国、第2の観光客出身国であり、両国間を往復するフライトは週60便に達し、実務協力が着実に進んでいる。

現在、国際情勢は激しく揺れ動いているが、平和・発展・協力・ウィンウィンという時代の潮流は逆転できない。地域の国々は安定と発展を共通して望んでいる。良好な中印関係は互いの発展に資するのみならず、世界の多極化と経済のグローバル化を後押しし、多国間主義、自由貿易、途上国の共通利益を守る助けとなる。中国にとってネパールは南アジア方面での「一帯一路」協力推進の重要なパートナーであり、両国は質の高い「一帯一路」を共同建設し、地域の協力と相互接続に力を捧げる。習主席の今回の訪問は中国とインド・ネパール両国を含む南アジア各国との相互信頼をさらに増進し、地域の相互接続と経済貿易分野の実務協力の強化に新たな空間を切り開き、地域の人々の相互信頼と友情の増進に新たなプラットフォームを築くものと信じる。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年10月10日

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