習近平国家主席は15日、フランスのマクロン大統領と電話で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「中仏の国交樹立から今年で55年になる。今年3月に私はマクロン大統領の招待を受けて国賓としてフランスを訪問し、共に両国関係の新たな章を開いた。双方は政治的相互信頼を強固にし続け、経済・貿易、人的・文化的分野の実務協力で新たな成果を挙げ、国際問題でより効果的な意思疎通と調整を行っている。私はマクロン大統領と交流と意思疎通を継続し、両国協力がさらに多くの質の高い成果を収める後押しをし、共に多国間主義を守り、一国主義に反対し、開放型世界経済を促進し、グローバルな試練に連携して対処したい。中国側はフランス側による第2回パリ平和フォーラムの開催を積極的に支持する。近く開催する第2回中国国際輸入博覧会にフランスが主賓国として参加することを歓迎する」と述べた。
マクロン大統領は「習主席による今年3月の国賓としての訪仏は仏中の包括的な戦略的パートナーシップの前向きな発展を力強く後押しした。現在の情勢の下、仏中が戦略的な意思疎通を保つことには重要な意義がある。フランス側は中国側と貿易、民生用原子力、航空、文化分野の交流や協力を深め、共に多国間主義を振興し、環境や気候変動などグローバルな重大問題に連携して対処したい。習主席と緊密な交流を保ちたい。近い将来に再び中国を訪問することを非常に期待している。フランス側は第2回中国国際輸入博覧会を積極的に支持する」と述べた。
両国首脳は関心を共有する重大な国際・地域問題についても意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月16日