(5)両国関係の政治的基礎に関わる重大な問題においては、いかなる妥協も、少しでも後退してはならない
政治的基礎をしっかりと維持することは中日関係の健全な発展の前提だ。国交正常化以降、中日双方は4つの政治文書と4つの原則的共通認識に相次いで達成し、歴史問題や台湾問題など諸問題の適切な処理について原則を確立した。こうした両国関係の政治的基礎に関わる重大な問題においては、いかなる妥協もしてはならない、少しでも後退してはならない。そうして初めて、中日関係は軌道を外れず、ペースを鈍化させることもなくなる。日本が信義を重んじ約束を守り、ルールに基づいて物事に対処することを希望する。>>>
――2017年7月8日、ハンブルクで安倍晋三首相と会談した際に強調