中日が今後5年間で青少年3万人の交流・相互訪問を決定

人民網日本語版 2019年11月22日11:34
中日が今後5年間で青少年3万人の交流・相互訪問を決定

外交部(外務省)の21日の定例記者会見で、耿爽報道官が質問に答えた。

【記者】中日の人的・文化的交流に関してだが、今年は中日青少年交流推進年でもある。中日関係における人的・文化的交流の役割をどう評価するか。

【耿報道官】中日両国の交流の歴史において、人的・文化的交流は中日関係の改善と発展の推進に非常に独特かつ重要な役割を果してきた。先般「チャイナフェスティバル2019」イベントが日本・東京で閉幕した。イベント会場の雰囲気は盛り上がり、中華文化を体験する日本の友人たちがひきもきらず、中日両国間の人的・文化的結びつきが非常に緊密であることが1つの側面から再び示された。1984年の中日青年友好交流活動を皆さんはまだ覚えているだろう。当時日本の青年3000人が訪中し、両国関係の歴史に力強く鮮やかな足跡を残した。今年は中日青少年交流推進年でもあり、すでに双方は今後5年間で青少年3万人の交流と相互訪問を手配することを協議のうえ決めた。

一衣帯水の隣国である中日両国は常に幅広くて深い人的・文化的交流を行なってきた。2018年に中日両国間の人的往来は延べ1200万人に達し、フライトは週1400便を超え、友好都市は250組を超えた。人的・文化的交流の強化は、中日各界共通の願いだと言える。

今回の王毅国務委員による訪日における1つの重要な日程が、日本側と共に中日ハイレベル人的・文化的交流協議制度の運用を開始し、また初会合を開いて、文化・教育・スポーツ・観光・メディア・映画・テレビ・青少年・地方・女性など各分野での両国協力について踏み込んだ意見交換をし、2020年の交流事業を共に計画し、多元的で相互作用を発揮する、精彩を放つ人的・文化的交流の新構造を築くべく努力することだ。

中国側は日本側と共に中日ハイレベル人的・文化的交流協議制度の役割をしっかりと発揮し、両国間の人的・文化的結びつきをさらに強め、両国民の相互理解と友情を促進して、中日関係をさらに強固で強靱でかつ心温まるものにしたい。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年11月22日

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