【人民網時評】英雄的な武漢市民に敬意を表する!

人民網日本語版 2020年03月11日17:33

「武漢市は英雄的な都市としてその名に恥じることなく、武漢市民は英雄的な市民としてその名に恥じることなく、必ずやこのたびの新型ウイルス感染による肺炎との闘いに打ち勝ち、再び歴史にその名を残すだろう!全党・全国の各民族と人民が皆さんに感動し、称賛している!党と人民は武漢市民に感謝する!」。(文:沈慎。人民網に掲載)

習近平総書記はこのほど湖北省武漢市で感染対策の現地視察を行い、第一線で奮闘する多くの医療従事者や解放軍指揮官・兵士、各コミュニティのスタッフ、公安幹部・警察、基層幹部、現場で執務を行う幹部、ボランティア、患者、コミュニティ住民らに対し見舞いや慰問を行うとともに、こうした人々に対し、高い敬意を示した。習総書記は武漢市民が感染対策で行った極めて大きな貢献と犠牲を高く評価し、十分に認めた上で、14億人の中国国民に共通する心の声を伝えた。 

このたびの感染症発生以来、湖北省が、特に武漢市が真っ先にその打撃を受け、感染対策の最重要地点となり、勝敗を左右する場所になった。感染症の挑戦に直面して、湖北省の医療従事者と同省に支援に赴いた医療従事者は白衣で武装し、退去する人々の流れに逆らって武漢に向かい、闘いに臨んだ。人民解放軍の指揮官と兵士は指令を受けるとすぐに行動し、勇敢に立ち向かい、重責を担った。大勢のコミュニティのスタッフ、公安幹部・警察、基層幹部、現場で執務を行う幹部、ボランティアは風雨をものともせず、第一線を堅守した。大勢の人々は一致団結して強大なパワーを発揮し、先を争うようにして参戦した。金銀潭病院の張定宇院長、感染症を真っ先に報告した張継先氏、第一線の持ち場を堅守した警官の許小峰氏、そして敢えて武漢へと赴いた数多くの素晴らしい人々、危険を顧みずに立ち上がった大勢の人々たちが、感染症と闘うための鋼の長城を築き、人々の健康を守ってきた。 

米学術誌「サイエンス」に掲載された最近の研究成果では、1月23日に始まった武漢市の外出禁止令により、中国国内でのウイルスの感染拡大を3-5日間遅らせたとし、2月中旬までに、海外への感染リスクが80%近く軽減されたとしている。なぜ武漢市民に感謝すべきなのか?これこそまさにその理由と言えよう。都市の封鎖は、その都市が動きを停止し、1千万人に上る人々の生活が影響を受けることを意味する。このような厳しい闘いの中で、武漢市民は大局に立ち、困難と危険を恐れず、頑強そして不屈の精神で、自覚的に感染対策という大局の中で必要なことに従い、主体的に感染対策に身を投じ、重大な貢献を行い、中国全土と全世界に武漢市民のどんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶ「堅忍不抜」の精神と優れた人格と高潔さを示した。武漢市民の犠牲と献身があったからこそ、武漢市民の忍耐と努力があったからこそ、現在の感染対策の積極的好転を迎えることができたのだ。

武漢市民の貢献と犠牲を、世界中がその目で見ている。世界保健機関(WHO)の専門家チームの代表は武漢を視察した後で、次のような結論を出した。「私たちは武漢市民の貢献をよく知る必要があり、世界は武漢のみなさんに借りがある。この感染症が収束した時に、世界を代表して改めて武漢市民に感謝する機会があることを願う。私はこのたびの感染症の過程で、中国国民の献身が非常に大きいことを知っている」。これは心の奥からの言葉であり、正義と人々の心を映し出すものであり、世界の有識者の共通認識ともなっている。武漢市民は自分たちの実際の行動によって、中国の力と中国の精神を示し、中華民族の同舟相救い、互いに見守り助け合うという伝統的理念を明らかにしたと言える。これが世界に感謝され尊重される原因だ。

感染対策は現在、最も重要な段階にある。武漢市民に敬意を表し、彼らとともにしっかりと立ち、同舟相救い、目の前の困難をともに克服し、ともに闘って感染症に打ち勝たなければならない。党中央の堅固で強力な指導があり、14億人の国民の堅固で強力な後ろ盾がある限り、いかなる困難も英雄的な武漢市民を打ち倒すことはできないと私たちは確信している。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年3月11日 

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