イデオロギー的偏見もウイルスだ

人民網日本語版 2020年02月11日15:37

新型コロナウイルスによる肺炎を前に、世界は中国と同舟相救い、中国を応援し、人々の心を支える暖かい流れを形成している。だが世界が一致団結して感染拡大と戦っているこの肝心要の時にあって、米国の一部の政治屋は中国を中傷する政治ショーを次々に演じている。彼らは中国と中国の制度を非難し、中国と他国との関係に水を差し、道徳と文明の守るべき一線を踏みにじり、イデオロギー的偏見と冷戦思考ウイルスを製造し、正常な国際関係を蝕んでいる。(人民日報「鐘声」国際論評)

感染拡大の阻止における中国の戦果を受けて、世界は中国共産党が誠心誠意人民に奉仕する根本的趣旨を堅持し、全国各族人民を率いて困難と試練に頑強に対処する執政能力を示していることを次々に称賛している。だが世界が中国を称賛すればするほど、ゼロサムゲームにふける米国の政治屋たちはじっとしていられなくなる。連日、古臭い主張を再び持ち出し、様々な陰険な発言をし、人の危機につけ込んで追い打ちをかける卑劣な手法を取る彼らには人類文明が基本的に守るべき一線も、人間性と言えるものも全くない。

はっきり言えば、米国の一部の政治屋は狭隘さと偏屈性のために心に恐れを生じているのである。彼らが恐れているのは、中国の経済と社会が発展し、人々の生活が豊かになり、国家が繁栄し強大になっていくのを阻止できないことだ。彼らのロジックによると、中国共産党が中国人民を率いて歴史的成果を収め、飛躍的発展を実現するのは、米国にっていわゆる脅威となる。だが、過去数10年間、まさに中国共産党の指導の下で、8億人余りの中国人が貧困から脱却し、4億人余りの中国人が中所得層入りし、世界に多大な発展のチャンスがもたされたことを、国際社会は一致して認めている。

公道は自ずと人心に在り。最近、全国人民を率いて感染拡大を迎え撃つ中国共産党の行動がまた世界の広範な尊敬と敬服を勝ち取った。「中国共産党は史上前例のない安全措置を講じ、『中国のスピード』によって医療施設を新設し、予防手段を整え続けて、素晴らしいガバナンス能力をはっきりと示した」「中国共産党の行った政治的決定と衛生対策措置は、人類による大規模感染症の管理の歴史における一里塚となる」。中国共産党の強固な指導の下、中国には感染拡大を阻止する今回の戦いに勝利する自信と能力が完全にあるとの認識で国際社会は一致している。

しかし、米国の一部の政治屋が過ちを認めず頑固に押し通すことを早くから決意し、現実に対する誤った判断の中で自己満足に浸っている。自然界のウイルスによる人類への被害と戦うことが国際社会の差し迫った任務となっている時に、彼らはイデオロギー的偏見と冷戦思考ウイルスをまき散らす好機が到来したと考えている。そこで、ある者は「中国はすでに米国にとって最大の地政学的ライバルとなっている」とやかましく騒ぎ、ある者は新型肺炎の感染拡大を利用して中国と近隣諸国との関係に水を差し、さらにある者は「中国はアフリカの疾病予防管理センター建設を支援することでアフリカの遺伝子データを大量に窃取しようとしている」とメディアにデマを流している。しかし、ピュー・リサーチセンターの昨年の調査では、回答者の45%が米国を世界にとって重大な脅威と捉えていることが分かった。イデオロギー的偏見と冷戦思考ウイルスが国際関係に災禍をもたらすことを世界の人々は明確に認識している。

この肝心要の時にあって、国際社会は正義と良識という選択をしっかりと守り、中国に対する善意をしっかりと守り、揺るぎなく中国の側に立っている。人類運命共同体意識はすでに国際社会の主流となり、各国の人々が連携して感染拡大を迎え撃つ共同行動へと変わっている。心を一つにする努力によって、あらゆるウイルスに必ずや打ち勝つことができると、人々は完全に信じることができる。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年2月11日

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