習近平国家主席が仏大統領、英首相、エジプト大統領と電話会談

習近平国家主席は23日夜、フランスのマクロン大統領、英国のジョンソン首相、エジプトのシーシ大統領とそれぞれ電話会談を行った。 新華社が伝えた。

習主席はマクロン大統領との電話会談で、「両国は互いに同情し支持し合う友好の伝統を発揚し、医療防疫物資を相互に援助し合い、各国の人々が互いに助け合い、共に協力して現在の困難を克服するうえで手本となった。私は現在の欧州とフランスにおける感染状況の推移に強い関心を寄せている。フランスは一連の積極的で有効な予防・抑制措置を講じている。フランス政府と国民に対し、心からのお見舞いを述べるとともに、揺るぎない支持を表明する。中国は引き続きフランスにできる限りの支援と援助を提供することを望んでいる」と述べた。

習主席はジョンソン首相との電話会談で、ジョンソン首相の質問に答えて中国の新型コロナウイルス感染拡大予防・抑制措置について説明し、「英国と中国が協力を強化し、必要な人員の移動と円滑な貿易を保障すると同時に、感染拡大リスクを最小限に抑えることを望む。中国は英国に支援と援助を提供することを望んでいる。英国が適切で有効な措置を講じ、英国在留の中国公民、特に留学生の健康や安全と正当な権利を守ることを望む」と強調した。

習主席はシーシ大統領との電話会談で、「感染拡大後、エジプトが中国の感染拡大阻止に対する支持を表明したことは、中国とエジプトの困難を共に切り抜ける深い友好関係と両国の全面的な戦略的パートナシップレベルの高さを体現している。エジプトも現在感染拡大阻止という任務に直面することを迫られており、中国はエジプトと速やかに感染状況情報や予防・抑制・治療経験、医療研究成果を共有し、医療物資を提供し、エジプトの感染拡大予防・抑制を支援し、共に感染拡大を阻止することを望んでいる」と述べた。（編集AK）

「人民網日本語版」2020年3月24日