感染症との戦い　在外公館が現地の中国人を支援

現在、新型コロナウイルス感染症が世界中で蔓延している。中国共産党と中国政府は常に在外同胞の安否に強い関心を寄せている。中国の在外公館は現地にいる中国国民への関心とケアを強化し、領事的保護、防護指導、物資の保障をしっかりと行い、彼らの生命の安全と身体の健康を守っている。

在イタリア中国大使館はイタリア政府と緊密な意思疎通を保ち、イタリア側に対して在留中国人の安全と健康、患者への速やかな治療を確保するよう求めている。中国の感染症対策専門家チームがイタリアに到着すると、大使館は専門家を招待してインターネットの生放送を通じて現地中国同胞に感染防止・抑制と医薬品の使用に関する知識を解説するとともに、イタリア在住の中国人医師によるボランティアチームを組織して、中国人留学生の医療相談に応じ、心理カウンセリングも行った。

在スペイン中国大使館は先日領事的保護ホットラインを1本増設し、現地の感染状況とスペイン政府の対応政策に基づき、スペインの華僑・華人・中国人留学生に科学的指導を行った。

現在日本は卒業シーズンだ。在日本中国大使館は先日、今年卒業する留学生の住宅の賃貸期間が卒業後すぐに終了するが、フライト数の減少などのために短期間での帰国が困難であるという問題について、在日同胞と緊急調整を行い、留学生らにホテルと宿舎を安価に提供することとした。すでに公式ウェブサイト上に第1期のホテル及び宿舎への連絡方法を掲載しており、今後も需要に基づき更新し、中国人留学生のニーズを満たし続けていく。（編集NA）

「人民網日本語版」2020年4月7日