小中学生の登校が5月下旬、次々再開され、生徒たちが学校に戻ってきている。四川省大涼山の山奥を走る「鈍行列車」の5633/4号にも再び賑やかになり、子供たちの笑い声や音読する声が車内に聞こえるようになっている。中国新聞網が伝えた。
各駅に停車し、乗車券も安いことから、この「鈍行列車」は、沿線住民の主な外出ツールとなっているだけでなく、大山に住む子供たちにとって「安心できるスクールバス」でもある。この列車は、山岳地帯の子供たちの成長や就学を見守り、大山から旅立つ生徒たちを常に輸送し続けている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年5月22日