外交部(外務省)の趙立堅報道官が27日の定例記者会見で質問に答えた。
【記者】現在もなお留学生など在外中国人多数が外国に残留している。中国側は彼らに一層の支援をする用意があるか。
【趙報道官】新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国は在外中国人にずっと関心を寄せてきた。中国政府は在外中国人の生命の安全と身体の健康を非常に重視している。
感染症の発生以来、多くの国々や地域が国際線を停止し、人的往来を禁止したため、在外中国人の帰国は客観的に多くの困難を抱えた。我々は感染拡大の初めに、足止めされた在外中国人の帰国を迎え入れるためにチャーター機を派遣した。海外で感染状況が深刻になると、我々は努力して環境を整え、臨時便を手配して、確かに困難を抱え、急いで帰国する必要のある留学生、高齢者、子ども、病人、妊婦、及び一時的に出国した人々の帰国を支援した。これと同時に、中国の航空会社は関係国との航行を継続し、中国国民の帰国のために空中回廊をいくつも築いてきた。外交部と在外公館は引き続き在外中国人の安全の保護と支援の取り組みを全力で成し遂げ、彼らが現地で抱えている現実的困難の解決に努力する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年5月28日