外交部(外務省)の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で「米側は核軍縮に対して負う特別で優先的な責任をしっかりと履行し、グローバルな戦略的安全保障の促進のために具体的行動、望ましい行動をすべきだ」と述べた。
【記者】報道によると、米ロスアラモス国立研究所(LANL)でこのほど放射能漏れ事故が発生した。米国は同時に、同研究所の核兵器生産能力を急速に高めようとしている。これについて、中国側としてコメントは。
【華報道官】世界最大の核保有国である米国は、依然として核兵器の現代化を大々的に推し進め、新型核兵器を開発し、戦略的安全保障上の絶対優位を追求している。米国は核兵器分野で全力かつ急速に前進して、グローバルな戦略的安定性を破壊し、核安全保障上の潜在リスクも増加させている。米側は核軍縮に対して負う特別で優先的な責任をしっかりと履行し、グローバルな戦略的安全保障の促進のために具体的行動、望ましい行動をすべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年7月17日