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国務院共同対策メカニズムが20日に開催した記者会見で、外交部(外務省)、科学技術部(科学技術省)、国家衛生健康委員会、国家食品薬品監督管理総局の責任者や専門家が、新型コロナウイルスワクチンに関する状況を説明した。
【記者】中国は最近、世界保健機関(WHO)とGAVIアライアンスの主導するCOVAXファシリティへの参加を発表した。中国の参加にはどのような考えがあるか。
【趙星・外交部国際局二級巡視員】WHOとGAVIアライアンスが共同発起したCOVAXファシリティに、すでに中国は参加した。これは中国が人類衛生健康共同体の理念を堅持し、ワクチンが世界の公共財となる後押しをする重大な措置でもあり、国際社会の広範な支持と好評を得てもいる。現在新型コロナウイルスは依然として世界的に大流行し、人々の生命の安全と身体の健康を深刻に脅かしている。こうした状況の中、中国はどうすれば安全で有効なワクチンの発展途上国におけるアクセシビリティとアフォーダビリティを確保できるかに関心を寄せている。すでに中国は、中国のワクチン開発が完了し、使用に投じられた後、世界の公共財として発展途上国に優先的に提供することを厳かに約束している。これはCOVAXファシリティの目標や初志と一致するため、我々は当初よりCOVAXファシリティの発起側と連絡を保ってきた。
我々はワクチン開発で世界をリードし続けており、十分な生産能力もあるが、それでもCOVAXファシリティへの参加を決めた。その主たる目的はやはり、COVAXファシリティに参加することで世界的なワクチンの公平な分配を促進することであり、発展途上国のワクチン入手も確保できる。また、中国が参加することで、能力ある他の国のCOVAXファシリティへの参加につなげることも望んでいる。
次の段階において、我々はCOVAXファシリティというプラットフォームを利用して、他の国々や国際機関との協力も強化するだろう。我々は中国のワクチン企業もCOVAXファシリティに参加し、発起側と共に発展途上国にワクチンを提供することも支持する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月21日
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