外交部(外務省)の汪文斌報道官は30日の定例記者会見で、「米国のポンペオ国務長官の反中国のパフォーマンスは自作自演の一人芝居であり、その誹謗中傷によって世の人々を欺くことはできないし、さらに中国が平和的発展を堅持し、民族の復興を実現しようとする大きな流れを阻止することもできない」と述べた。新華社が伝えた。
ポンペオ氏はアジア諸国を訪問した際に中国に対する中傷・攻撃をたびたび行ったが、関係国は彼の反中の言論に呼応せず、それどころか外国のために自国の独立、主権、領土の保全を犠牲にすることはないとの立場を示した。
汪氏は、「ポンペオ氏がたびたび中国に対して行う根拠のない非難は各国に冷淡に扱われ、その反中パフォーマンスが自作自演の一人芝居であったことは、決して意外なことではない。ポンペオ氏の反中の言動はアジアで抵抗されただけでなく、米国国内でも多くの批判を受けている」と述べた。
汪氏は、「事実が証明するように、嘘をまき散らし、分裂を作り出しても人の心をつかむことはなく、対抗をあおっても前途はない。21世紀の今日、実力がどんなに強大であっても、ペテンや脅迫や覇権などの行為をすれば、最終的には孤立無援に陥り、不面目な失敗に終わるだけだ」と述べた。
また汪氏は、「少数の米国の政治屋の誹謗中傷によって世の人々を欺くことはできないし、さらに中国が平和的発展を堅持し、民族の復興を実現しようとする大きな流れを阻止することはできない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年10月31日