中国・ネパール首脳、チョモランマの標高を共同発表

人民網日本語版 2020年12月09日10:44

習近平国家主席は8日、ネパールのバンダリ大統領と書簡を交わして、チョモランマの標高を共同発表した。新華社が伝えた。

習主席は「昨年、我々はチョモランマの最新の標高を中国とネパールが共同発表することで合意した。過去1年余り、両国のチームは様々な困難を克服し、着実に作業を行い、世界標高基準に基づくチョモランマの雪面標高を最終的に確定した。本日、私はバンダリ大統領と共に中国・ネパール両国を代表して、チョモランマの最新の標高が8848.86メートルであることを全世界に向けて正式に発表したい」と表明。

「チョモランマは両国の世々代々の友好の重要な象徴だ。本日私とバンダリ大統領がチョモランマの最新の標高を共同発表したことには、先人の事業を継承して後人のために道を切り開く時代的意義があり、中国・ネパール関係の持続的発展の水準の高さを存分に表してもいる。中国側はまた、ネパール側と共に、チョモランマの生態環境保護及び科学研究面の協力を積極的に推進し、両国民共通の貴重な財産と故郷をしっかりと守りたい」とした。

習主席はさらに「中国とネパールの国交樹立から今年で65年になる。互いの努力で、両国の政治的相互信頼は日増しに強まり、『一帯一路』共同建設は着実に進み、ヒマラヤを跨ぐ立体相互接続ネットワークがビジョンから現実へと変わりつつある。中国とネパールは発展と繁栄へと向かう世々代々友好の戦略的協力パートナーシップを絶えず前向きに発展させ、共により緊密な両国の運命共同体を築き、両国及び両国民に幸福をもたらす必要がある」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年12月9日

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