王毅部長が語る今年の中国外交「世界との新型コロナ対策協力に尽力」

人民網日本語版 2020年12月14日16:04
王毅部長が語る今年の中国外交「世界との新型コロナ対策協力に尽力」

王毅国務委員兼外交部長(外相)は11日に北京で、「2020年の国際情勢と中国外交」シンポジウムの開幕式に出席し、基調演説を行った。

王部長は、「今年の中国外交では、国内と世界の新型コロナウイルスとの闘いに積極的に身を投じ、実際の行動によって人類運命共同体の理念を実践し、責任ある大国としての姿勢を示した。経済活動の再開以来、我々は初の取り組みとして外国との人的往来の『ファストトラック』、物資輸送の『グリーンチャンネル』を開設し、安定したスムーズな産業チェーンとサプライチェーンを確保し、中国経済・社会の回復と発展に助力した。我々は新型コロナとの闘いにおける国際協力を積極的に推進し、オープンで透明かつ科学的で責任ある姿勢で、最も早く感染状況を世界に報告し、ウイルスの遺伝子配列など鍵を握る情報をいち早く公表し、世界保健機関(WHO)によるリーダーシップ発揮を断固として支持し、WHOと国連の世界人道支援計画に資金援助を行った。オンラインの国際専門家会議を100回以上開催して、新型コロナ対策の経験を余すところなく各国と共有した。新中国成立以来最大規模の世界人道支援行動を起こし、150余りの国々と9つの国際組織を支援し、支援を必要とする34の国々に計36の医療専門家チームを派遣した。最大の医療物資生産能力を持つ国としての強みを発揮して、すでにマスク2000億枚余り、防護服20億着、検査キット8億個を各国に提供した。治療薬やワクチンの開発協力及び国際共同対策を積極的に推進し、グローバル・ヘルス・ガバナンスを強化し、人類衛生健康共同体の構築を後押しした」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年12月14日 

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