外交部(外務省)の27日の定例記者会見で、趙立堅報道官が下記の質問に答えた。
【記者】露米の大統領が昨日電話会談し、新戦略兵器削減条約(新START)の5年間延長で合意したことについて、中国側としてコメントは。
【趙報道官】中国は米露が新STARTの延長について合意したことを歓迎する。条約の延長は世界の戦略的安定性の維持、国際平和・安全の促進に寄与し、国際社会共通の期待と合致する。中国は双方が条約延長に関する手続きをできるだけ早期に完了することを希望する。
最大の核保有国である米露は核兵器数で依然世界全体の90%以上を占める。双方は国際的コンセンサスに従い、核軍縮における特別かつ第一義的な責任をしっかりと履行し、核兵器をさらに大幅に削減して、全面的かつ完全な核軍縮の最終的実現に向けた環境を創るべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月28日