製薬会社・科興控股(シノバック・バイオテック、香港)有限公司が製造した新型コロナウイルスのワクチン100万回分が19日午後、香港地区に到着した。
香港地区は今月26日から、ワクチンの接種を始める計画。香港特別行政区政府はワクチン2250万回分を確保しており、全市民のニーズを満たしている。第一陣として到着したシノバック・バイオテック社製のワクチン100万回分のほか、中国の復星医薬とドイツ・バイオンテック社が共同開発したmRNAワクチン「コミナティ」100万回分が2月末までに香港地区に到着する予定だ。
香港特別行政区政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は18日、SNSで「中国大陸部で研究開発、生産された新型コロナウイルスワクチンを接種する」との意向を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年2月20日