気候変動分野の中米協力、8つの優先分野で対話と交流

 2021年04月23日17:01

外交部(外務省)の22日夜の国内外プレス向けブリーフィングで、馬朝旭外交副部長(外務次官)と解振華気候変動問題特使が気候変動サミットへの習近平国家主席の出席について説明を行った。

解氏は、「我々は今回、米国のケリー大統領特使(気候変動問題担当)と十分な協議と議論を行った。我々は気候変動分野の協力を再開し、多国間主義を堅持すること、さらには国連気候変動枠組条約及びパリ協定の原則と精神に従うことを発表した」と説明した。

解氏は今後の予定について、「まず年内に3つの会議の開催の成功を支えるべく共に協力する。一つ目は本日米国で開催される気候変動サミット、二つ目は今年10月に中国・昆明で開催される第15回生物多様性条約締約国会議(COP15)、三つ目は年末に英グラスゴーで開催される第26回国連気候変動条約枠組条約締約国会議(COP26)だ」と説明。

そして、「この他に、COP26の前後に我々は8つの優先分野で対話と交流を行う」とし、(1)工業・電力領域の脱炭素化の政策措置と技術(2)再生可能エネルギーの増加・発展(3)グリーンで気候変動に強い農業(4)省エネ建築(5)グリーン・低炭素交通(6)メタンなど非CO2温室効果ガスの排出に関する協力(7)国際航空・航海活動における排出に関する協力(8)石炭、石油、天然ガスのCO2排出量削減など、その他最近の政策と措置を挙げた。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年4月23日

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