中国の解振華特使(気候変動問題担当)と米国のケリー大統領特使(同)が先ごろ上海で会談した。
双方は気候変動への対応、気候変動サミット、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)などの議題について率直で踏み込んだ、建設的な意思疎通と意見交換を行い、積極的な進展を得た。双方は気候危機への対応に関する共同声明を発表し、中米間の気候変動対話・協力ルートを再開した。
双方は気候変動について、人類の生存と発展に対する厳しく、また差し迫った脅威であると認識。協力を強化し、その他各方面と共に気候変動対策に努力し、国連気候変動枠組条約及びパリ協定の原則と規定を全面的に実行に移し、グローバルな気候ガバナンスの推進に貢献していくとした。また、引き続き意思疎通と対話を保ち、政策措置の強化、グリーン・低炭素へのモデル転換の推進、発展途上国における低炭素エネルギーの発展などの分野で交流と協力を一層強化するとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年4月19日