
オーストラリアが中国側との「一帯一路」」(the Belt and Road)協力協定を破棄したことについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官が22日の定例記者会見で質問に答えた。
【記者】オーストラリアがビクトリア州政府と中国側の締結した「一帯一路」協力協定を破棄したことについて、中国側としてコメントは。
【汪報道官】「一帯一路」は国際経済協力イニシアティブであり、常に「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、「開放・包摂・透明」という精神を提唱しているということを強調する必要がある。ビクトリア州政府が中国側と「一帯一路」の枠組で協力を実施し、双方の民衆の幸福を増進することを決定した事は、本来互恵・ウィンウィンの良い事だ。オーストラリア連邦政府はビクトリア州政府が中国側と締結した「一帯一路」協力協定を不当に否決し、両国間の正常な交流と協力を恣意的に妨害・破壊し、両国間の関係と相互信頼を深刻に損なった。中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する。すでにオーストラリア側に厳正な申し入れを行った。
中国はこれについてさらなる対応を取る権利を留保する。我々はオーストラリアに対して、冷戦思考とイデオロギー的偏見を棄て去り、中豪協力を客観的・理性的に受け止め、直ちに過ちを正し、根本的に改めるよう促す。誤った道を突き進んで、元々深刻な困難を抱えている中豪関係に追い打ちをかけてはならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年4月23日
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