外交部(外務省)の汪文斌報道官は4日に行なわれた定例記者会見で、「米国政府は国家安全保障の概念を一般化して、国家の力を乱用し、手段を選ばずに中国企業を抑圧し制限しており、中国はこれに断固反対する。中国は中国企業の正当で合法的な権利を断固守り抜く」と述べた。
【記者】米国のバイデン大統領はこのほど大統領令に署名し、米企業に中国企業数十社への投資を禁止し、これらの中国企業は防衛部門や監視技術部門と関連があるからだとした。外交部はこれをどう評するか。
【汪報道官】米国政府は国家安全保障の概念を一般化して、国家の力を乱用し、手段を選ばずに中国企業を抑圧し制限しており、中国はこれに断固反対する。
米国のこうしたふるまいは市場の法則に反し、市場のルールと秩序を破壊し、損害を与えるのは中国企業の合法的権利だけでなく、米国の投資家を含む世界中の投資家の利益にも損害を与える。中国は、米国が市場の法則と原則を尊重し、中国企業を抑圧する各種のリストを取り消し、中国企業に公平で公正で非差別的なビジネス投資環境を提供することを強く促す。中国は必要な措置を執り、中国企業の正当で合法的な権利を断固守り抜く。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月5日