内蒙古(モンゴル)自治区根河市敖魯古雅(オルグヤ)鄂温克(エベンキ)族郷の森林では、エベンキ族の伝統的な結婚式が行われていた。新婦と嫁入り道具をのせたトナカイが森の中を進んでいく。そして結婚を祝うエベンキ族の人々が、歌を踊り、ダンスをしていた。新婦は、オルグヤ・エベンキ使鹿部落(コンガ)に住む老人マリア・ソウの孫娘・何琦韓さんで、これは、長年の間、コンガで行われてきた珍しい伝統的な結婚式だ。新華網が伝えた。
オルグヤ・エベンキ・コンガには、約200人が住んでいる。2003年、彼らは山中から根河市に転居した。だが、トナカイの飼育や民族の手工業といった伝統文化は、引き続き、ほぼ完全な形で保存されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月15日