習近平総書記は23日、北京宇宙飛行制御センターで有人宇宙船「神舟12号」の乗組員である聶海勝氏、劉伯明氏、湯洪波氏とテレビ会議の形式で会話した。
習総書記は、「皆さんは中国宇宙ステーションのコアモジュール『天和』に滞在する最初の宇宙飛行士であり、宇宙に3ヶ月間滞在する。全国の国民は皆さんの宇宙での働きや生活の状況を常に気にかけている」と指摘。
「宇宙ステーションの建設は中国の宇宙開発事業における重要な一里塚であり、人類による宇宙の平和利用へのパイオニア的貢献となる。皆さんは新時代における中国の宇宙開発事業の無数の奮闘者の代表だ。皆さんが緊密に協力して、後続のミッションを首尾よく完了することを希望する」とした。
聶宇宙飛行士は習総書記からの挨拶に感謝し、乗組員の健康状況が良好で、各作業が順調に進んでいることを報告した。
劉宇宙飛行士は、今後2回の船外活動やロボットアームの操作など一連の技術検証試験を行うことを説明し、必ず順調に成功させるとした。
今回が初の宇宙飛行となる湯宇宙飛行士は、すでに宇宙の無重力状態に適応し、食事や生活、任務の状況も良好で、家族とビデオ通話もできると話し、今後のミッションの完了に強い自信を示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月23日