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黄勝凡書道作品

人民網日本語版 2021年07月14日17:40

作品:

北国風光、千里氷封、万里雪飄。

望長城内外、惟余莽莽。大河上下、頓失滔滔。

山舞銀蛇原馳蠟象、欲与天公試比高。

須晴日看紅装素裹、分外妖嬈。

江山如此多嬌、引無数英雄競折腰。

惜秦皇漢武、略輸文采。唐宗宋祖、稍遜風騒。

一代天驕、成吉思汗、只識弯弓射大雕。

倶往矣、数風流人物、還看今朝。

(北国の風景は千里にわたり氷に閉ざされ、万里にわたり雪が舞う。

長城の内外を遠く眺めれば、見渡す限り白銀の世界。広大な黄河は上流から下流まで、滔々たる水の勢いが一時失われてしまっている。

山の峰には銀白色の大蛇が舞い、高原の丘陵には多くの白象が駆け、天とその高さを競っているかのようだ。

晴天になれば、鮮やかな赤い陽光と純白の雪とが互いを引き立て合い、ことのほか美しい。

この国の山河はこれほどまでに美しく、無数の英雄たちが互いに争っては倒れてきた。

ただ惜しいことに、秦の始皇帝や漢の武帝は文才にやや欠け、唐の太宗や宋の太祖は文治の功にやや欠けた。

一世に雄を唱えたチンギス・ハンも弓を引き、矢を射ることしか知らなかった。

彼らは全て過去の人となってしまった。功績を立て事績を残せる英雄的人物を挙げるならば、今日の人々に目をやるべきだ)

書家:

黄勝凡。四川省政協書画院副院長。

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