王毅国務委員兼外交部長(外相)は7月24日、四川省成都市でパキスタンのクレシ外相と第3回中パ外相戦略対話を行った。
その際、米国国務省スポークスマンがシャーマン米国務副長官の訪中前に、米国はその「実力の地位」から、中国側との対話を続けたいと改めて表明したことについて、王毅部長は記者団に対し、「米国は常に自らの実力で他国に圧力をかけたいと考え、自分は常に人よりも一段上にあると考えている。しかし、私は米国に対しはっきり伝えたい。この世界には一段上にある国など存在したことはないし、一段上にある国などあるべきではない。さらには、人よりも一段上にあると自称するようないかなる国も、中国が受け入れることなどない。もし米国がいまだ平等な態度で他の国と交流することを学んでいないのならば、私たちは国際社会と共に、米国に対し、しっかりこのことを教えていく責任があるだろう」と述べた。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年7月25日