王毅部長「中国の特色ある、大国の責任を体現する軍備管理外交の道を探る」

王毅国務委員兼外交部長（外相）は15日、中国軍備管理・軍縮協会設立20周年記念大会ならびに国連における中国の合法的議席回復50周年軍備管理政策座談会でビデオ演説を行った。新華社が伝えた。

王部長は中国軍備管理・軍縮協会設立20周年を祝したうえで、「協会は設立から20年間、中国の特色ある軍備管理外交の理論と実践の革新を後押しするために努力し、民間の軍備管理外交を繰り広げ続け、軍備管理に関する中国の政策・理念・提言を積極的に宣伝・紹介し、我が国の不拡散輸出管理のシステムと能力の構築に助力し、国全体の外交と経済・社会発展に貢献する重要な役割を果たしてきた」と指摘。

「新たな歴史的出発点に立ち、我々は中国共産党創立100周年祝賀大会での習近平総書記の重要談話の精神を深く学び、貫徹し、中国の特色ある、大国の責任を体現する軍備管理外交の道を探るべく努力し、中国の国家安全保障と発展上の利益を守り、世界の平和と発展を促進するためにたゆまず努力する必要がある」と強調。そのうえで、（1）国際平和・安全に中国として引き続き貢献する、（2）世界の戦略的安定性を維持・促進する、（3）国際的な軍備管理・軍縮システムを強化・整備する、（4）総体的国家安全保障観を深く貫徹する、（5）中国の特色ある大国の軍備管理の理論体系を構築することの必要性を指摘した。（編集NA）

「人民網日本語版」2021年9月16日