秋が深まり、新疆維吾爾(ウイグル)自治区托克遜(トクスン)県夏鎮南湖村にあるアンズ園では、黄金色に染まったアンズの葉がユラユラと揺れ、広大なアンズ園に秋の雰囲気を漂わせていた。中国新聞網が伝えた。
広大なアンズ園を上空から見下ろすと、黄金色と赤色のアンズ園と野菜畑が縦横に交わり、まるでパレットのようなカラフルな色合いとなっており、アンズ園の多彩な秋を演出していた。
トクスン県は、その独特な気候と自然環境のために、新疆で最も早く春を迎える地域となっている。毎年3月中旬になると、同地のアンズが咲き始め、5月初めにはアンズの実が熟し、市場に出回るようになる。ここは、「中国で最も早くアンズが熟する里」とも呼ばれており、アンズの栽培面積は約6700ヘクタールに達する。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年11月2日