英グリニッジ天文台が開催した天体写真コンテスト「Astronomy Photographer of the Year 2021」で、董書暢さん(23)が、西蔵(チベット)自治区阿里(ガリ)地区で金環日食の様子を撮影した作品「The Golden Ring」により、約4500点の中から見事、総合優勝を手にした。「星を追う」という夢を実現しようと懸命だった董さんは、過去に雷雨に見舞われ、自身の数十メートル先で稲妻が光ったこともあった。また、真っ暗闇の中を山に登り、何度もつまづき転んだが、また立ち上がって登り続けたという。董さんは、「怠けていては、完璧な天体写真を撮影することは不可能だから」とした。人民日報が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年10月29日