「ファイブ・アイズ」構成国が北京冬季五輪をボイコットするかについて議論しているとの報道について、中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は22日の定例記者会見で、「中国は一貫して、スポーツを政治化し、オリンピック憲章の精神に背くいかなる言動にも断固反対している。このように騒ぎ立てることは、各国選手の利益を損なうだけだ」と表明した。
【記者】英国が他の「ファイブ・アイズ」構成国との間で、北京冬季五輪をボイコットするかについて議論しているとの報道について、中国側としてコメントは。
【趙報道官】中国は、北京冬季五輪は各国の冬季五輪選手の舞台であり、彼らこそが主役であることを繰り返し強調している。オリンピック精神に導かれ、各方面が共に努力する中で、中国は必ずやスリム化した、安全で素晴らしい大会を世界に示し、国際スポーツ事業の健全な発展を共に推進することができると確信している。
中国は一貫して、スポーツを政治化し、オリンピック憲章の精神に背くいかなる言動にも断固反対している。このように騒ぎ立てることは、各国選手の利益を損なうだけだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月23日