六中全会コミュニケの深い意味を持つ重要な論断

人民網日本語版 2021年11月15日16:37

中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)が11月8日から11日まで北京で開催された。これは重要な歴史的転換点において招集された、重大な歴史的意義を持つ会議であった。中国語で7000字余りの六中全会コミュニケでは、深い意味を持つ重要な論断や提起が多くなされた。新華社が伝えた。

■習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想は「中華文化と中国精神の時代的精華であり、マルクス主義の中国化における新たな飛躍を遂げた」

コミュニケは「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想は現代中国のマルクス主義、21世紀のマルクス主義であり、中華文化と中国精神の時代的精華であり、マルクス主義の中国化における新たな飛躍を遂げた」と指摘した。

またコミュニケは「毛沢東思想は、マルクス主義の中国化における最初の歴史的飛躍である。改革開放と社会主義現代化建設の新時期において、党は新たな実践と時代的特徴に合わせてマルクス主義を堅持し発展させ、中国の特色ある社会主義理論体系を形成し、マルクス主義の中国化における新たな飛躍を実現した。習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想は、マルクス主義の中国化における新たな飛躍を実現した」と指摘した。

■新時代の発展の成果を13方面から概括

六中全会の最重要成果は「中国共産党の百年奮闘の重大な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」の審議・採択であり、「過去に我々がなぜ成功したのか、今後も成功し続けるためにはどうすればいいのか」を深く明らかにした。この決議は党の百年奮闘の重大な成果と歴史的経験の総括に重点を置き、新時代の党と国家の事業の収めた歴史的成果、生じた歴史的変革、蓄積した新鮮な経験を重点的に総括した。

コミュニケは党の全面的指導の堅持、全面的に厳格な党内統治、経済建設、改革開放の全面的深化、政治建設、全面的な法に基づく国家統治、文化建設、社会建設、生態文明建設、国防及び軍隊建設、国家安全保障の維持、「一国二制度」の堅持と祖国統一の推進、外交活動の13方面から新時代の発展の成果を概括した。

この13方面は、第18回党大会以降、中国共産党の国政運営における重大な方略、重大な取り組み、重大な措置を系統立てて明らかにしたものであり、この段階における独創的思想、変革的実践、ブレイクスルー的進展、象徴的成果を体現している。

■中国共産党の百年にわたる奮闘の5つの歴史的意義を示す

中国共産党の百年にわたる奮闘の歴史的意義は、根本から中国人民の前途・運命を変えたこと、中華民族の偉大な復興の実現に向けた正しい道を切り開いたこと、マルクス主義の強い生命力を示したこと、世界の歴史的過程に深く影響したこと、時代の先頭を歩み続ける中国共産党を鍛え上げたことにある。この5つは、人民の命運、道の選択、理論の革新、世界への影響、自己革命の次元から中国共産党の百年にわたる奮闘の歴史的意義、歴史的貢献を概括し、総括したものとなっている。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年11月15日

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